「自分から勉強する子」は
ある程度勉強が楽しいのです。
動くことや運動に好き嫌いがあるように、
勉強のも好き嫌いはあります。
でも、運動より勉強嫌いの子が
はるかに多いのは、
勉強で叱られたり、
強制されたり、
出来ないことをダメ出しされた経験が
多いからです。
人と比べてはいけない、とわかっていても
兄弟、友人と比べて
マイナスのところ(欠点)が
目につきます。
その欠点が自分と似ていても、
いえ、
似ているからこそ
直してやらないと・・・
と考えます。
親ですから。
そうして口うるさく注意し、強制し、
やらせようとしてしまうのです。
その結果、
「勉強=苦しい=いやだ」という
刷り込みが入ってしまい、
多くの子どもたちが
勉強嫌いになっていきます。
この期間が長ければ長いほど、
壊すのが難しいです。
しかし、
「勉強は苦しいもの」にしない
コツがあります。
今からそれをお伝えします。
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方法は簡単ですが、実行は難しいです。
未来舎の講師は全員実行していますが、
それは他人だからです。
ではお伝えしますね。
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【3.「勉強=楽しい」にすること】
一言でいうと
「褒める」ことです。
汚い字のジャッジはせずに、
その中の一文字、一漢字で
「おっ」という字を認めて褒める。
「この字カッコいい!」
「この字お母さん好み!」
算数のテストで50点しか取れなくても、
以前出来なくて今回できた問題を褒める。
自分から取り掛かった宿題や勉強する姿を
見つけたらすかさずに褒める、認める。
ということです。
ねっ、簡単でしょ。
でも難しいですよね・・・
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子どもは母親にとって
自分の延長みたいなものですから、
褒めるのは難しいものです。
でも、
この方法は
本当に効果があります。
夏に、成績のことで悩んでいる
小学生のお母様にこの話をしたところ、
勉強や宿題で毎日叱っていた行動を
早速改めてくれました。
すると、
子どもの感情がとても穏やかになり、
何も言わなくても
自分から勉強に取り組むようになったと、
うれしい報告をいただきました。
このように、
小学校の低学年ほどよく効きます。
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