仕事とは
他の人に評価される価値を生むことであり、
その人の存在意義の視点から見れば、
価値が生み出せるということは、
好きか嫌いかよりも、
はるかに大切なことだ。
ゲームが好きだから
ただやるのは中毒に過ぎず、
作り手の造った罠にかかっただけ。
人が作った問いに対して
すでに用意されている答えを
出しているだけに過ぎない。
それよりも
人が群がるところといは正反対の方向。
必ずしも人が気がついていないような方向。
自分の目で見て肌で感じた判断を信じて
その方向に進むべきだ。
また、
人間社会で成功するか、
面白いことを仕掛けられるかどうかの
かなりの部分は、運、根気、勘、
そしてその人の魅力(チャーム)による。
チャーミングでない人が、
人として愛され、
人からの信頼を得、
成功することは難しい。
運すらチャームによって変わるし、
これがなければ何か仕掛けようと思っても、
誰も助けてくれない。
いざというときに様々な分野で
頼れる人もつくれなくなる。
いわゆる頭の良さ以上に大切な
生命線の1つだ。
『シン・二ホン』 安宅 和人・著
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