今年の高校3年生から
大学の入試制度が
大きく変わります。
皆さん、
どう変わるのかご存知ですか?
ちょっと情報を
整理してみましょう。
未来舎 板野本校
教室長の原田です。
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求めているものは?
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旧大学入試である
『センター試験』
この試験で求められていたものは
『知識・技能』
身につけた知識で
問題を解くというものでした。
「テストってそういうものでしょ」
今まではそうでした。
ただ、
『この形式では
これからはダメだ』
ということになったんです。
『自分で考える力もいるだろう』
という結論を出したみたいです。
そのため、
今年の高3生から導入される
『新大学入試』には
新たに2つの要素が
加えられます。
それが
・思考力、判断力、表現力
・主体性、協調性
これらが加わったことにより
入試問題の質も変わりました。
日常と関連づけた問題が
増えたのです。
今までと同じような気持ちで
入試に挑むと
痛い目に合いますよ。
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具体的にどう変わる?
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当初予定されていた
『記述問題』
『英検の使用』
これらな白紙となりましたね。
そうなってくると
テストの形式は
『マークシート形式』
これだけ聞くと
「何も変わってない」
となりますが
中身は全然違います。
『日常と関連づけた問題が増える』
と書きましたね。
そういった問題を
増やしたことにより
問題文が大幅に長くなりました。
そりゃそうですよね。
どうしても
いろいろ説明してると
長くなってしまいます。
そのため、
試験時間内に
問題が解き終わらない
受験生が続出するでしょう。
何も対策しないと
その中の一人に
なってしまいますよ。
次に英語の配点が変わります。
新大学入試からは
記述100点、リスニング100点
になります。
聞く力も重視したいと
思った結果でしょう。
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推薦入試も変わります
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推薦入試といえば
『指定校推薦』
『公募推薦』
『AO入試』
『自己推薦』
といろいろあったのですが
これが2つにまとめられます。
1つが
『総合型選抜』
指定校推薦と公募推薦が
合わさったもの。
主に私立大学に多いものです。
もう1つが
『学校推薦型選抜』
AO入試と自己推薦が
合わさったもので、
主に国公立大学に多い。
この2つになります。
そして、
この推薦入試から
『知識・技能を問いてもよい』
とされました。
そのため、
今までのように
『調査書、小論文、面接』
だけでなく、
『問題を出してもよい』
ということになりました。
今までの推薦入試とは
大きく異なる点です。
推薦の対策の仕方も
変わってくるでしょうね。
ただ、
どこの大学も詳しい内容を
発表していないため
まだどのようになるのかは
わかりません。
しっかり情報を集めましょう。
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ただし、
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今はまだ6月。
入試の内容は
まだ変わる恐れがあります。
あくまでも
今の段階で決まっていることです。
これから
どのように変わってもいいように
心の準備をしておきましょう。
それでは
今回はここまで。
ありがとうございました。
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