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破壊するのは学力ではなかった

 

川島隆太さんは、

仙台市在住の

5歳から18歳の児童・生徒224名の

3年間にわたる脳の発達の様子を

MRI装置を用いて観察したそうです。

 

その結果、

大脳灰白質体積の増加(発達※1

大脳白質体積の増加(発達)※2

遅れが認められました。

 

 

さらに

インターネットの利用頻度によって

どのくらい違いが出るのかを

観察した結果

  ・

  ・

  ・

ほぼ毎日

インターネットを使用している子どもたちの

全脳の灰白質、白質の発達は

3年間でほぼ止まっていることが

わかりました。

 

 

結果、

毎日高頻度で

スマホをさわる子どもたちは、

勉強しようがしまいが、

睡眠を十分にとろうがとらまいが、

学力が上がらない

ということになったのです。

 

 

・・・・・・・・・

 

 

※1

灰白質・・・神経細胞が集まった部分。

      全身に指令を出す機能をもつ。

 

※2

白質・・・灰白質から出された命令が通る道。

 

・・・・・

参考図書

スマホが脳を破壊する 川島隆太  著

図:青➡灰白質、赤➡白質

 


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